霧谷 海兎のキリトリセン

お金や投資を中心に、さまざまなことについての知識・経験・思考を共有していきます。

読書記録#15『Zoom営業の教科書』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。皆さん、zoom使っていますか?僕は大学のゼミと友人とのビデオ通話に使うことが多いです。

 

今回はそのzoomを使った営業についての本を読んでみました。

 

基本情報と評価

タイトル『Zoom営業の教科書』

著者:採用戦略研究所

<概要>新型コロナの影響でテレワークが急速に普及する中で、Zoomを使った営業をどう行うかについて書いた本。

 

個人的評価☆1.9(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の8章で構成される。

 

1.5分でおおよそ理解!Zoomが支持される理由

2.企業が続々と営業に乗り出す社会的背景とメリットとは?

3.ホスト(主催者)としてミーティングを開催する方法

4.ミーティング中の基本の操作

5.ストーリーで見るZoom営業のメリット

6.新人教育や日々のトレーニングをZoomで効率化!

7.テレアポで新規顧客をZoom営業に持ち込むための実践ノウハウ

8.Zoom時代も変わらない営業にとって大切なマインド

 

Zoomがすごいということしか伝わらなかった。営業の心構えやZoomを用いた営業のメリットなども書かれているが内容が浅い。営業の例文も載っているが、私が営業を受ける側なら話を聞きたくないと思うようなものだった。

 

おわりに

今回の読書は個人的には何冊かぶりにはずれでした。アマゾンでの評価は高かったので、僕に合ってないだけかもしれません。次回は面白いと思える本に出会いたいです。それではまた!

「しない」をする

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。皆さんは日頃何してますか?社会人の方はお仕事であったり、学生の方は勉強であったり......また、誰しも息抜きに出かけたりゲームや読書をしたりするかもしれません。

 

それでは逆に普段していることを意図的にしない時はありますでしょうか。基本的に我々は「起こっていること」「その場に現れたもの」という「ある・する」といった状態や行動に注目しがちです。しかし、何かをすることは何かしないことでもあります。表裏一体であるのに、一側面にしか目がいかないと、偏った状態になりかねません。

 

そんなことを考えながら、「しない」をしている日々です。

「しない」をしてみる

具体的な例を挙げながらしないことに関して語っていきましょう。一番分かりやすい例は、スマホでしょうか。今の世の中は情報に溢れています。触れようと意識しなくても、大量の情報が入ってきます。若い世代はスマホが多いですが、テレビやPCもまた同じです。確かに有用な情報を得られることもあるでしょうが、常に情報や刺激にさらされていると、判断や意思決定が鈍りかねないです。電源を切って取り出しにくいところに置くなりしてみるのがよいでしょう。僕の場合、スマホを置いて散歩に行くことが多いです。最近は夜空が綺麗なので、空を眺めながら歩いたりします。30分から長いときは1時間ぐらい歩きますが、この時間は何物にも代えがたいです。

 

スマホなどのデジタルデバイスを使わない、いわゆる「デジタルデトックス」はよく本などでも語られますし、聞く機会も多いです。一方で「そんなことは言われなくてもわかってるし、説教臭い」と感じるのもまた事実かなと思います。というわけで、また別の例を挙げてみましょう。

 

コミュニケーションをとらない/考えない

人とのコミュニケーションは、人間であれば避けては通ることができないものです。しかし、一方で常に人とつながっているのはなかなか落ち着きません。僕の場合は、年に数度、数日~数週間普段使ってるTwitterから離れます。LINEは年中通知をOFFにしています。また、デジタルな繋がりだけでなく、リアルなコミュニケーションも最低限以外取らない時期を設けます。一度離れてみると、惰性のコミュニケーションだったなと思うこともありますし、一方で自分にとって大事な繋がりなんだと強く実感することもあります。目の前にある時と、離れてみる時では物の見方は異なります。たまには目の前の物事から離れて遠くから眺めててもいいのではないでしょうか。

 

最後は考えないです。これは意外と難しいです。現代人はやることが山積みで、かつまわりに情報があふれているため、常に思考に追われています。しかし、冒頭でも述べた通り、これは偏った状態です。これは僕の考えなのですが、偏った状態はいつかツケを払わされる羽目になります。メタやバランスやグラデーションといった思考については、以下のnoteにまとめていますのでよかったら、読んでみてください。

 

 

考えないについての話を続けます。一番近い例でいえば瞑想ですが、これもまた「意識高そう......」なんて思って敬遠する人が多そうですね。実際結構いいのですが、瞑想の話は置いておきましょう。ただ何もせず、何も考えない。これだけやってみてください。これまで「しないこと」のメリットみたいなことを言っていますが、それらは全て捨ててみてください。そもそも常に利益や義務のために行動するのは、あまり好ましくないように思います。無駄を愛するぐらいでちょうどいいのではないでしょうか。もちろん、仕事の際など、無駄を省かなければならないときもあります。そのあたりは臨機応変にバランスをとりながらやっていきたいですね。効率と無駄についても以下のnoteに書いてあるので参考にしてみてください。

 

「何もしない、考えない」をやってみた後、何か気づきや感情の変化があったらぜひ教えてください。普段あまりやらないことをやってみたり、やっていることをやらないでみたりするのは、実利を除いてもそれだけで楽しいものだったりしますよ。

 

おわりに

久々に読書記録以外の記事を書くことができて大満足の霧谷です。毎日読書記録をやっていると意外と記事を書けなくなりがちです。ただ、それだと単調ですし、あまり僕が文章を書く意味がなくなってしまう部分もあります。今後も、日々考えてることや、経験や知ったことについて書いていこうと思いますので、お付き合いください。

 

 

あ、でも。

 

記事を書かないっていうのも、たまには良いかもしれないですね(笑)

読書記録#14『エド・ミラーのポーカースクール』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。僕は今年の5月ぐらいからポーカーを始めました。日本ではポーカーと言えば、それぞれが5枚のカードを持つドローポーカーがメジャーです。一方で世界的には、それぞれが2枚持ち、5枚の共通カードと合わせて役を競う、テキサスホールデムというゲームがメジャーです。テキサスホールデムは奥が深く、学びに終わりはありません。一方で将棋やチェスなどと違い、短期的には運に左右されるゲームでもあります。長期的には上手い人間が勝つが、短期的には初心者がプロに勝つ可能性もある。そういう面白さを持つゲームです。

 

今回はそのテキサスホールデムというゲームの戦略について書いた本を読んでみました。

基本情報と評価

タイトル『エド・ミラーのポーカースクール』

著者:エド・ミラー

監修:池内一樹

訳者:富樫まな子、松山宗彦

 

<概要>主にライブキャッシュゲームについての戦略を述べた本(ポーカーには、主にトーナメントとキャッシュゲームの2種類が存在する。また、それらもライブ形式とオンライン形式の2種類に分けられる)

 

個人的評価☆4.6(5段階評価)

本の内容と感想

本書は以下の4つのパートで構成される。

 

1.高度3万フィートからの眺め

2.$1-$2ライブゲームをやっつける

3.$2-$5ライブゲームを制覇する

4.$5-10ライブゲームをやっつける

 

本書では初歩的なゲームルールの説明はなされていない。そのため、テキサスホールデムというゲームそのものを知らない人は、本書を読む前にルールを学んだ方が良い。また、実際にプレイしたことがないとピンとこない部分も多いと思うので、オンラインポーカーや、日本のアミューズメントカジノで一度プレイしてから読んでみるとよいのではないだろうか。

 

どういったハンドでプレイし、どのようなベットを行い、相手のどのようなベットには降りるのか。$1-$2の基本的なスキルはシンプルだが、実践できていないプレイヤーも多いと思う。まずはじめに本書のスキルや考え方を身に着けることで、更に上のレベルを目指せるのではないだろうか。

おわりに

今回はポーカーについての本でした!ポーカーはゲームの性質上、常に勝つことはできません。だからこそ、いかにしてトータルで勝つかという考え方が重要になってきます。この間紹介したウメハラさんの本にもありましたが「場面レベルだけではなく、視点レベルで考えなければ」なりません。そしてこれはポーカーなどのゲームだけではなく、あらゆることに通じると思います。目の前のことに集中できることも大事な力ですが、俯瞰的に物事を見ることができる人間でありたいです。それでは今回はこのあたりで!また次回!

読書記録#13『「疲れない」が毎日続く!休み方マネジメント』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。皆さん、休んでますか?「○○をしなければならない」に追われて、休息は意外と疎かになりがちです。僕?僕はめちゃくちゃ休んでいますが。

 

今回はそんな休み方についての本を読んだので、まとめていきます。

基本情報と評価

タイトル『「疲れない」が毎日続く!休み方マネジメント』

著者:菅原洋平

<概要>主に働く人に向けた、働き方と休み方の本。

 

個人的評価☆3.2(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の7章で構成される。

 

1.働き方改革で「休み方」が重要になってきた!

2.仕事は脳が活発な時間帯に集中して取り組む

3.脳を疲れさせずに生産性を上げる仕事のコツ

4.仕事の質は脳が働きやすい環境で決まる

5.脳の疲れに効く!デジタルデトックスのすすめ

6.睡眠は脳の疲れを回復させる最強のツール

7.働きながら休息できる習慣づくりのステップ

 

本の内容そのものに対しての評価は本来もう少し高い。ただ、私自身がよく睡眠やライフハックのような知識を集めているため、既知のものが多かった。あまりこういった本を読まない人は、読んでみても良いかもしれない。

おわりに

今回はあまり新しく学ぶことが無かったのです。とはいえ、一度知識として得たものを常に習慣化できているわけではないので、自分の習慣を見直すきっかけになりました。明日から休んで、休んで、休みまくります。嘘です、ちゃんと進捗も生やします。

 

それでは、また次回!

読書記録#12『1日ひとつだけ、強くなる。』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。今日はプロゲーマーのウメハラさんの本を読んでみました。

基本情報と評価

タイトル『1日ひとつだけ、強くなる。-世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀-』

著者:梅原大吾

<概要>日本初のプロ・ゲーマーの著書。勝負に関する考えを今までの経験を踏まえて書いた本。

 

個人的評価☆4.2(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の以下の6章で構成される。

1.視点を高くする

2.感情を支配する

3.成長とは変わること

4.飽きても続ける

5.「ここ一番」で勝つ

6.才能を越える

 

特に印象に残ったのが、修正に関しての話だ。自分のやり方を修正することには4つのパターンがある。

①うまくいっているが、視点レベルでより良く修正して場面に反映させる。

②うまくいっているが、場面レベルでより良く修正して場面に反映させる。

③うまくいかなかったので、視点レベルで修正して場面に反映させる。

④うまくいかなかったので、場面レベルで修正して場面に反映させる。

 

この中で④しかやらない人が一番多く、①をできる人となるとほとんどいない。

 

これはゲームに限った話ではないのではないか。

本書に書かれている他のことも、ゲームや勝負事だけでなく、私たちの日々に生かすことができると私は思う。

おわりに

以前投資家のcisさんの本を読みました。ウメハラさんの本でもcisさんの本でも、俯瞰的に見ることが大事だということが述べられています。「メタゲームで既に負けている」という状況に陥っている人はよく見かけます。私自身が陥ったり陥りかけたりすることもあります。勝負に対する重要な考えは、ぜひとも胸にとどめておきたいですね。それではまた次回!

読書記録#11『スタンフォード式 最高の睡眠』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。僕はライフハックについていろいろ学んだり試したりするのが好きなのですが、皆さんはいかがでしょうか。最近、寝すぎだなと感じることが多くなったので、あまり睡眠の質が良くないかと思い、前に買った本を読みなおすことにしてみました。

 

以前読んだ後は長期間睡眠に関しては良かったのですが、やはり意識していないとダレてしまうこともありますね。

 

それではまとめていきましょう。

基本情報と評価

タイトル『スタンフォード式 最高の睡眠』

著者:西野 精治

<概要>スタンフォード大学の医学部教授であり、同大学の睡眠生体リズム研究所所長でもある著者が睡眠についてまとめた本。実践的で分かりやすい。

 

個人的評価☆4.5(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の6章+αで構成される。

0.「よく眠る」だけでパフォーマンスは上がらない

1.なぜ人は「人生の3分の1]も眠るのか

2.夜に秘められた「黄金の90分」の法則

3.スタンフォード式 最高の睡眠法

4.超究極!熟睡をもたらすスタンフォード覚醒戦略

5.「眠気」を制する者が人生を制す

 

睡眠に関して「日本人は睡眠が足りていない!もっと寝るべき!」とは言われるものの、そうした時間を確保できない人が多いのも確かだ。この本は、ただ「長時間寝なさい」などというつまらないアドバイスではなく、どうすれば効率よく質の良い睡眠がとれるかについて述べられている。睡眠に悩む人にはかなり強めにお勧めしたい。

 

ただ、「根拠のなき話はかかない」と冒頭に書いてあるが、目薬についての話は主観が入っていないですかね?と思ったので、少し個人的評価が下がっている。それがなければ4.9や満点でもおかしくない。何の話かは本書を読んでもらえれば分かる。

おわりに

体調管理について他人からとやかく言われるのはうっとうしいですが、自発的に工夫してみるとなかなか奥が深くて面白いものでもあります。特に睡眠や運動は、日中のパフォーマンスに与える影響が大きいので、効果が分かりやすいです。食事は短期的には分かりにくいですが、長期的に健康的な食事をした場合と、偏った食事をした場合では、体調やメンタルがだいぶ変わってきます(実感として)今後も体調管理やライフハックに関する本も読んでいきますので興味のある方はまた見てください!それでは!

読書記録#10『OODA-危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント-』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。最近肌寒くなってきたので、お布団から起き上がるのが遅くなっています。起きるのが遅いのはいつものことでした。見栄を張りました。OODAループを回して、早寝早起きしようと思います。

 

というわけで今回はOODAループに関する本です!

基本情報と評価

タイトル『OODA-危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント-』

著者:小林宏之

 

<概要>タイトルはOODAと書いてあるが、危機管理とリーダーシップの話が主であり、OODAを用いてそれらを説明している。変化が激しく、PDCAでは対応できないOODA時代における危機管理とリーダーシップについて述べた本。

 

個人的評価☆3.7(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の11章で構成される。

1.リスクマネジメントの本質

2.事例で見る危機発生時のリーダー論

3.OODA時代に求められる役割遂行型リーダーシップ

4.OODAの概念

5.Observe

6.Observe-Orient 「観察」「状況判断」をするために情報力を磨く

7.Observe-Orient 悲観的に準備する

8.Decide

9.Act

10.OODA時代を生き抜くリーダーに求められる条件

11.持続可能な組織運営のためにリーダーをどう選び、育てるべきか

 

リスクマネジメント・危機管理専門家であり、元日本航空機長の本である。そのため、航空機の例が多数出てくる。事例が多数であるだけでなく、論点が明確で分かりやすい。

おわりに

今回はOODAについての本でした。しかし、どちらかというとOODAそのものよりもOODA時代における危機管理とリーダーの話だったので、次回はまた別の本でOODAについて学べたらいいなと思っています。それではまた次回!

プライバシーポリシー