読書記録#12『1日ひとつだけ、強くなる。』
はじめに
こんにちは、霧谷 海兎です。今日はプロゲーマーのウメハラさんの本を読んでみました。
基本情報と評価
タイトル『1日ひとつだけ、強くなる。-世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀-』
著者:梅原大吾
<概要>日本初のプロ・ゲーマーの著書。勝負に関する考えを今までの経験を踏まえて書いた本。
個人的評価☆4.2(5段階)
本の内容と感想
本書は以下の以下の6章で構成される。
1.視点を高くする
2.感情を支配する
3.成長とは変わること
4.飽きても続ける
5.「ここ一番」で勝つ
6.才能を越える
特に印象に残ったのが、修正に関しての話だ。自分のやり方を修正することには4つのパターンがある。
①うまくいっているが、視点レベルでより良く修正して場面に反映させる。
②うまくいっているが、場面レベルでより良く修正して場面に反映させる。
③うまくいかなかったので、視点レベルで修正して場面に反映させる。
④うまくいかなかったので、場面レベルで修正して場面に反映させる。
この中で④しかやらない人が一番多く、①をできる人となるとほとんどいない。
これはゲームに限った話ではないのではないか。
本書に書かれている他のことも、ゲームや勝負事だけでなく、私たちの日々に生かすことができると私は思う。
おわりに
以前投資家のcisさんの本を読みました。ウメハラさんの本でもcisさんの本でも、俯瞰的に見ることが大事だということが述べられています。「メタゲームで既に負けている」という状況に陥っている人はよく見かけます。私自身が陥ったり陥りかけたりすることもあります。勝負に対する重要な考えは、ぜひとも胸にとどめておきたいですね。それではまた次回!