霧谷 海兎のキリトリセン

お金や投資を中心に、さまざまなことについての知識・経験・思考を共有していきます。

読書記録#14『エド・ミラーのポーカースクール』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。僕は今年の5月ぐらいからポーカーを始めました。日本ではポーカーと言えば、それぞれが5枚のカードを持つドローポーカーがメジャーです。一方で世界的には、それぞれが2枚持ち、5枚の共通カードと合わせて役を競う、テキサスホールデムというゲームがメジャーです。テキサスホールデムは奥が深く、学びに終わりはありません。一方で将棋やチェスなどと違い、短期的には運に左右されるゲームでもあります。長期的には上手い人間が勝つが、短期的には初心者がプロに勝つ可能性もある。そういう面白さを持つゲームです。

 

今回はそのテキサスホールデムというゲームの戦略について書いた本を読んでみました。

基本情報と評価

タイトル『エド・ミラーのポーカースクール』

著者:エド・ミラー

監修:池内一樹

訳者:富樫まな子、松山宗彦

 

<概要>主にライブキャッシュゲームについての戦略を述べた本(ポーカーには、主にトーナメントとキャッシュゲームの2種類が存在する。また、それらもライブ形式とオンライン形式の2種類に分けられる)

 

個人的評価☆4.6(5段階評価)

本の内容と感想

本書は以下の4つのパートで構成される。

 

1.高度3万フィートからの眺め

2.$1-$2ライブゲームをやっつける

3.$2-$5ライブゲームを制覇する

4.$5-10ライブゲームをやっつける

 

本書では初歩的なゲームルールの説明はなされていない。そのため、テキサスホールデムというゲームそのものを知らない人は、本書を読む前にルールを学んだ方が良い。また、実際にプレイしたことがないとピンとこない部分も多いと思うので、オンラインポーカーや、日本のアミューズメントカジノで一度プレイしてから読んでみるとよいのではないだろうか。

 

どういったハンドでプレイし、どのようなベットを行い、相手のどのようなベットには降りるのか。$1-$2の基本的なスキルはシンプルだが、実践できていないプレイヤーも多いと思う。まずはじめに本書のスキルや考え方を身に着けることで、更に上のレベルを目指せるのではないだろうか。

おわりに

今回はポーカーについての本でした!ポーカーはゲームの性質上、常に勝つことはできません。だからこそ、いかにしてトータルで勝つかという考え方が重要になってきます。この間紹介したウメハラさんの本にもありましたが「場面レベルだけではなく、視点レベルで考えなければ」なりません。そしてこれはポーカーなどのゲームだけではなく、あらゆることに通じると思います。目の前のことに集中できることも大事な力ですが、俯瞰的に物事を見ることができる人間でありたいです。それでは今回はこのあたりで!また次回!

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