読書記録#10『OODA-危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント-』
はじめに
こんにちは、霧谷 海兎です。最近肌寒くなってきたので、お布団から起き上がるのが遅くなっています。起きるのが遅いのはいつものことでした。見栄を張りました。OODAループを回して、早寝早起きしようと思います。
というわけで今回はOODAループに関する本です!
基本情報と評価
タイトル『OODA-危機管理と効率・達成を叶えるマネジメント-』
著者:小林宏之
<概要>タイトルはOODAと書いてあるが、危機管理とリーダーシップの話が主であり、OODAを用いてそれらを説明している。変化が激しく、PDCAでは対応できないOODA時代における危機管理とリーダーシップについて述べた本。
個人的評価☆3.7(5段階)
本の内容と感想
本書は以下の11章で構成される。
1.リスクマネジメントの本質
2.事例で見る危機発生時のリーダー論
3.OODA時代に求められる役割遂行型リーダーシップ
4.OODAの概念
5.Observe
6.Observe-Orient 「観察」「状況判断」をするために情報力を磨く
7.Observe-Orient 悲観的に準備する
8.Decide
9.Act
10.OODA時代を生き抜くリーダーに求められる条件
11.持続可能な組織運営のためにリーダーをどう選び、育てるべきか
リスクマネジメント・危機管理専門家であり、元日本航空機長の本である。そのため、航空機の例が多数出てくる。事例が多数であるだけでなく、論点が明確で分かりやすい。
おわりに
今回はOODAについての本でした。しかし、どちらかというとOODAそのものよりもOODA時代における危機管理とリーダーの話だったので、次回はまた別の本でOODAについて学べたらいいなと思っています。それではまた次回!