霧谷 海兎のキリトリセン

お金や投資を中心に、さまざまなことについての知識・経験・思考を共有していきます。

【悲報】LINE証券、取引コスト大幅増

こんにちは、霧谷 海兎です。今日はサブの証券口座の1つとして使っているLINE証券についてです。

 

LINE証券をお使いの皆さんはご存じでしょうが、本日LINE証券より以下のようなお知らせが届きました。要点をまとめると

 

・単元未満株の銘柄数拡大

それに伴い手数料が

・日中0.05%→0.2%

・夜間0.5%→1.0%

引き上げられました。夜間は2倍、日中は4倍ですね。

 

もちろん悪いことばかりではありません。LINE証券をメインとして利用している層は、取り扱い銘柄が増えることで投資の選択肢が広がることでしょう。

 

霧谷は限られた値がさ株しかLINE証券で買っていないので、今回の変更は個人的には改悪でしかありません(値がさ株じゃなければ、他証券会社で買えばいいし......)

 

 

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上記の画像では「変更後も取引コストは業界最低水準」と書いてあります。確かに単元未満株では変更後もLINE証券は安い方でしょう。例えばSBI証券だと0.55%かかりますしね。

 

しかし、それはあくまで単元未満株の話です。単元株は主要ネット証券では、1日50万円までは手数料が無料です。特に理由がなければ、LINE証券で単元未満株に取引手数料を払うよりも、大手ネット証券で単元株を購入した方がよいでしょう。

 

霧谷の今後のINE証券の使い方としては(今までと変わりませんが)

・値がさ株を単元未満株で購入

・株のタイムセール利用

 

の2種類のみにするつもりです。取引コストも塵も積もればです。みなさまも、自分の取引方針に合わせて、できるだけコストを減らすことをオススメします。

 

それではまた次回お会いしましょう!

 

毎日ブログを更新してみて

こんにちは、霧谷 海兎です。明日から9月という事実にただただ驚いています。この事実を受け入れるのに時間がかかるので、30日ぐらい待っててください!

 

さて、8月15日以降毎日ブログ更新を掲げて記事を投稿し続けました。投資のことや就活のこと、他にも統計学の本のことなどさまざまなテーマについて書いてきました。正直な話、めちゃくちゃしんどかったです。もう一回言います。めちゃくちゃしんどかったです。

 

noteにしろブログにしろ、始めた理由はアウトプットの能力を高めるためです。文章を書くのは元々好きでそこそこ得意なのですが、最近あまり体系立てて文章を書く機会がなかったので、機会づくりのためにnoteとブログを始めました。

 

文章を書くということは、思考を形にすることです。人は何かの対象について「よく理解している」と勘違いすることが多々あります。「わかっているはずなのに、人に説明しようと思ったら上手く言葉にできなかった」という経験は誰しもしたことがあるでしょう。この「わかっているはずなのにうまく説明できない」現象には主に2つの原因があると考えます。

 

(1)そもそもきちんと理解できていない

(2)アウトプットする能力が足りない

 

1のそもそも理解できていないはそのままです。例えば友達に「大学で何勉強しているの?」と聞かれて「計量経済学だよ」と答えたとします。「じゃあ計量経済学って何?具体的に分かりやすく説明して」と言われたときにうまく説明が出来ない。この状態は理解が足りていないと言えるでしょう。

 

2のアウトプットする能力が足りないはどうでしょうか。例えば「普段どういう風に過ごしているの?」と聞かれたとします。あなたが普段何をしているかは、あなたにとって自明でしょう。しかし、要領を得た返しができませんでした。この場合は単に会話を組み立てたり、説明する能力が低いということが考えられます。

 

この2つを暴くには、実際にアウトプットする場を設けるのが一番でしょう。普段僕は友人との会話で何かのテーマについて話してアウトプットとすることが多いですが、文字でのアウトプットは残り続けるため後から見返すことができるというメリットがあると考えます。

 

このような考えから、今後もブログを続けていきます。習慣化と自分に負荷を与えるために、8月は毎日更新というルールを自分に課しましたが、9月はもう少し頻度を減らし(週に2,3回程度)質を高めていければと思います。8月更新でもとにかく中身の質にはこだわりましたが、今後はデザインや見やすさなども意識しきます。テーマも今までのようなものから、もう少しライトなテーマ(趣味とか)も扱っていければと考えています。

 

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今月ブログを始めましたがたくさんの方に読んでいただくことでモチベーションを保つことができました。はてなブログの読者数も100人に到達しました!本当にありがとうございます。今後もよろしければ、当ブログと霧谷 海兎をよろしくお願いします

他人に説明することの難しさ

こんにちは、霧谷 海兎です。昨日、友人と話していたところ、「他人に何かを説明することは難しい」という話になりました。今日はそのテーマについて話そうと思います。

 

分かりやすさ至上主義

分かりやすい話をする人は大衆に好まれます。テレビでも、経済であったり政治に関して、要点をまとめて分かりやすく説明する(とされている)人がいたりしますね。自分が分からない物事を分かりやすく教えてくれる人の存在はありがたいかもしれません。しかし、こうした話を鵜呑みにしてしまうことには2つのリスクがあります。

 

(1)正確さを犠牲にしている場合が多い

(2)語り手の主観が入ることがある

 

1つ目は、分かりやすさの為に正確さを犠牲にすることです。サッカーのルールに関して説明するとします。その際「2チームに分かれて、ボールを相手のゴールに入れれば1点、合計点の多い方が勝ちのゲームだよ」と言えばわかりやすいです。しかし、この説明では正確さに欠けますね。

 

2つ目は、語り手の主観が入ることがあることです。例えば日本の歴史を分かりやすく説明してくれる人がいたとします。彼は日本人で、とても愛国心が強いとします。彼は歴史について詳しく知っていますが、愛国心が強い故に日本の歴史の悪い点については全く語りません。知識があっても、余計な主観が混じったり、意図的に一面的なものの見方しか示さない場合、その分かりやすさに意味はあるのでしょうか。

 

分かりやすさと正確性

もちろん、分かりやすいことは重要です。例えば、あるボードゲームについて説明するとします。その時に、何の工夫もせず、ただルールを1から100まで説明するだけでは、聞き手はあまり理解できないでしょう。

 

正確であることや、細部が存在することを示すことは大事ですが、そこに固執して全体観を示すことができないのもまた問題です。

 

「木を見て森を見ず」でも「森を見て木を見ず」でも説明としては不十分です。

 

分かりやすさと正確性は一見トレードオフに見えるかもしれません。しかし、語り手の技量次第では両立し得ると僕は思います。

 

例えば先ほどのボードゲームの例に戻ります。確かに存在するルールをすべて口頭でまとめて説明するだけでは、理解しづらいでしょう。一方で、まず大まかにどのようなゲームかを説明して全体観を理解してもらった後に、全体を構成する細かなルールや仕組みについて説明していく。疑問があれば質問してもらい、分からないところを改めて教える。

 

こうすれば、全体観だけを説明するだけ、ルールだけを単に列挙するだけよりも遥かに理解しやすく、加えて細かい部分までも理解できることになります。

 

森を見た後に木を見る」ような説明が、分かりやすさと正確性をある程度両立するために必要なのではないでしょうか。

 

おわりに

今回は語り手側の話をメインに、他人に何かを説明することの難しさについて話しました。ですが、日常において、全ての事柄に分かりやすさと正確性を求めることは難しいですし、時間も精神もすり減ってしまいます。

 

時には、全体観だけを把握して「細かいことは今は分からない」と割り切ってしまうのも手だとは思います。一番良くないのは、全体観だけを知ってすべてを把握した気になることでしょう。

 

極端な話をすれば、サッカーがどんなゲームかを知ったところで、ボールの蹴り方を知らなければサッカーをすることはできないでしょう。にもかかわらず「俺はサッカーを知っているからサッカーを上手くできる」なんて言っている人がいたら頭おかしいと思いますよね。

 

上の例は極端ですが、日常において分かりやすい説明を聞いて分かった気になっていしまうことはよくあることです。

 

語り手であるときに、どのように説明するかも重要ですが、自分が聞き手の時に、どう聞き、それをどう生かすかのリテラシーを持つことも大事ではないでしょうか。

転売は悪か

こんにちは、霧谷 海兎です。今回は転売についてのお話です。霧谷もぼんやりとニンテンドースイッチ欲しいなと思いつつも、Amazonや実店舗に売っていないので未だ購入に至っていません。リングフィットアドベンチャーしないと運動不足になっちゃう。。。

 

さて、ここから本題です。

 

需要に対する供給の不足を加速させる存在として、転売屋という存在は叩かれます。しかし、転売を無条件に叩く前に、転売というものがどういうものかを一度考えてみましょう。

 

転売は裁定取引

かつて、西洋世界では香辛料が希少で、香辛料を求めて航海が行われていました。もしも仮に、香辛料が豊富にある国との行き来が一瞬でできるようになればどうなっていたでしょう?例えば当時、どこでもドアでヨーロッパとインドが繋がったとします。需要を満たすほどの供給がインドから行われれば、やがて価格はインドと同水準まで下落するでしょう。

 

豊富に資源のある場所から、資源が少ない場所へ財を運び売る行為を裁定取引と言います。買い付けた場所ではそこまで希少なものではないため、安く買い付け高く売ることができる。

 

商社が海外から資源(石油だったりコーヒーだったり)を仕入れて国内で売るのも、転売・裁定取引といえるでしょう。

 

裁定取引そのものは価格の歪みを解消するものですから、悪いものだとは言えません。もしそうした取引が行われなければ、私たちは石油やチョコレートが欲しいと思った時、海外に行って買い付けなければなりません。すべての商品に関してそんなことを行うのは不可能です。

 

転売の例を3つ

以下に転売の例を3つ示しました。それぞれどうでしょうか。

 

1.アニメの試写会で、(予告なしに)訪れた観客限定でグッズが配られた。そのグッズは素晴らしいもので、試写会に行けなかったかなりの数のファンが欲しがっている。一方で試写会に行ったものの、グッズにはあまり興味のない人がいる。グッズを入手したこの人はフリマアプリで、グッズを売ることにした。

 

2.沖縄が舞台となったドラマのグッズが、現地でのみ売られることとなった。価格は1000円ほどだが、実際に現地に行くと交通費が高くつく。需要が高まると確信があったある人は、東京から沖縄へ行き、数十個購入し、数倍の価格でインターネットで転売した。

 

3.ある人気アイドルのライブは抽選制であり、転売が禁止されている。しかし、本人確認を掻い潜る方法はある。この方法を使いチケットを複数枚入手した人はそれをすべて転売し、高額の利益を得た。

 

1の例は、偶然入手したものの、自分には必要なかったから売りに出したというものです。この人物は高く売れなくても、売るだろうし、値が付かなければ処分したり譲ったりするかもしれない。計画的な転売ではないし、双方が得をするし、ルールに反してもいない。この例を批判するのはなかなか難しいでしょう。

 

2の例はどうでしょうか。転売は計画的に行っています。しかし、グッズを沖縄まで買いに行けない人がいるのは事実です。そういう意味で、この転売した人物は裁定取引を行ったと言えます。一方で、この人物が転売の為に購入したことで、購入できなくなってしまった人もいるかもしれません。そういう面では、この行為は批判に値するのかもしれないですね。

 

3の例はどうでしょう。これはなかなか擁護がしづらい例ですね。というかしたくもないです。設けられたルールに明確に違反し、自らの利益を得る行為は許されるべきではないでしょう。

 

2の例は、程度にもよりますが、私個人の意見でいえば、1と2の転売は許されてもよい行為だと思います。特に1の場合は、そうしない場合全員が損をすることにもなりかねません。

まとめ

転売は悪とも言えないし、善だとも言えません。しかし、すべての転売が悪だと主張するのは極端すぎるのではないでしょうか。もちろん法やルールを犯す転売は論外です。こうした問題には感情が大きく絡んでくるため、ついつい言葉が大げさになってしまいがちです。感情は持ちつつも、規範や利得、その時々の状況を踏まえて線引きすべきではないでしょうか。

株式投資とギャンブル

こんにちは、霧谷 海兎です。今年になってポーカーを始めたのですが、めっきりハマってしまい、一時期は1日10時間ぐらいオンラインでプレイしていました。昨日初めて、アミューズメントポーカーでライブのポーカーをプレイしたのですが、めちゃくちゃ良かったです。

 

さて、世間では「株はギャンブル」であったり、「ポーカーはギャンブル」「ギャンブルは危ない」というイメージが抱かれがちです。これらはすべて正しいのでしょうか?そもそもギャンブルは勝てるのか。投資や投機は勝てるのか、その違いは何か。

今日はこのあたりについて語っていこうと思います。

 ギャンブルはマイナスサムゲーム

国内ギャンブルの還元率を出しているサイトがあったので下に載せておきます。還元率というのは、プレイヤーに戻ってくる率ですね。これはあくまで理論値であり、1回あたりは2倍になったりゼロになったりもします。100%からこの還元率を引いたものが、主催者側の利益となります。還元率が100%を超えるギャンブルは基本的にはありません。損をするゲームを開催するカジノがあるでしょうか。ないでしょう。つまり、やればやるほど負けるのがギャンブルというゲームなのです。

 

しかし、実際にはギャンブルで生計を立てている人もいます。そういう人はたまたま運が良いだけなのでしょうか?

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http://gambles-payout-ratio-ranking.com/)より

 

ギャンブルには主に2種類あります。

(1)プレイヤー対プレイヤー

(2)プレイヤー対胴元

 

(1)のプレイヤー対プレイヤーで、代表的なものとして、冒頭に挙げたポーカーがあります。これはレーキ(手数料)を数%カジノ側に納めるもので、基本的に相手プレイヤーからチップを奪うものです。スキルが高くなればなるほど、勝てるようになり、レーキを超える分勝てるようになれば、それだけ自分の利益となります。

 

(2)のプレイヤー対胴元の場合はどうでしょうか。胴元側が勝つようにルールが設定される分、勝つ見込みがないように思います。しかし、期待値が常に一定というわけではありません。パチンコなどは勝ちやすい日や、勝ちやすい台などがあります。競馬などに関しても、分析によって期待値が元手よりも大きくなる場合があります。ゲームの性質によって戦略は異なりますが、基本的にはこのタイプは短期的な期待値の歪みを利用して勝つものでしょう。

 

投資と投機 

みなさんは投資と投機の違いについて考えたことはありますか。よりギャンブル的な要素が強いのが投機というイメージでしょうか。この理解は正しいとは思います。しかし、「ギャンブル的要素が強い」ということを言語化できますでしょうか?「危なそう?」「分散が激しい?」どれもそれっぽいですが、ピンとこないですね。

 

株はプラスサムかマイナスサムか

全てが当てはまるとは思いませんが、投資と投機の違いは以下の2点だと思います。

(1)短期か中長期か

(2)プラスサムかマイナスサムか

 

1つ目の短期か中長期かはですが、短期が投機で中長期が投資です。資金を投じて投資先の価値の増加を待つのが投資といえるでしょう。

 

2つ目はプラスサムかマイナスサムです。皆さんは、「FXや株はゼロサムだ」と聞いたことはありますでしょうか?ゼロサムとは、例えば100人が1万円ずつ出して市場で売り買いを繰り返すとします。誰かが2万円の利益を出しました。この時、誰かが2万円の損をすることになります。「誰かの得は誰かの損。パイの奪い合い」というのがゼロサムゲームの本質です。さて、株式取引はゼロサムでしょうか。これは考え方によりますが、少なくともゼロサムではないでしょう。詳しく説明していきます。

 

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上のグラフはアメリカのS&P500のグラフです。短期的な上げ下げはあるものの、右肩上がりになっています。年単位で考えたとき、このS&P500についてはプラスサムであると言えるでしょう(注意が必要なのは、すべての長期投資がプラスサムではないということです。個別株のなかには、一度下がり始めて元の水準に二度と戻らないまま上場廃止や倒産する企業もたくさんあります)

 

一方でもっと短い期間でいえば、プラスサムではありません。1日という期間で見たとき、企業価値はほぼ変わりません。つまり、1日単位でのトレードであれば、取り分の合計は増えません。ならば、ゼロサムゲームではないかと考えられるかもしれません。しかし、株の取引には証券会社に対する手数料が存在します。昨今は手数料が引き下げられ、少額であれば無料で取引が可能です。とは言うものの、大きな資金を動かすのであればやはり手数料は発生します。こういった意味で、短期的な株取引はマイナスサムと言えるでしょう。

 

株式投資にしろ他のギャンブルにしろ、勝ち方や戦略はそれぞれです。絶対的に優位性のある手法というものはほぼありません。どれを選ぶかは自分の特性や強みや生活スタイルにもよるでしょう。

 

ただ一つ大事なのは、自分がどこで戦うべきかを考え、自分がどこで戦っているのかを把握することだと僕は思います。元本割れのリスクに身がすくむほどの恐怖を感じる人は、そもそも投資や投機、ギャンブルに手を出すべきではないです。

 

自分とゲームの特徴をそれぞれ考えながら、戦う場所を決める必要があります。そういったメタゲームを意識できない人は、そもそも勝つことができないでしょう。

 

投資やギャンブルに関してはやるやらないは個人の自由ですが、このメタゲームの考え方に関しては、人生単位で生きてくるのではないかと僕は考えます。広い視野を持ちつつ目の前のことに全力でぶつかれる人間になりたいものです。

 

 

 

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どのぐらいの家賃のところに住もう

こんにちは、霧谷 海兎です。2週間弱ぐらい前に家賃についてのアンケートを実施しました。ご協力いただいた方、ありがとうございます。

 

今日はその家賃についてお話していきたいと思います。

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実家暮らしの方を除けば、社会人になるタイミングで引っ越しをする方が大半でしょう。できるだけ会社に近くて、綺麗で広い部屋に住みたい。そうは思うものの条件を絞って探すと高くて住めない物件がずらり。会社が23区内の一等地にある場合、近いところに住もうと思うと破産しかねません(築年数がめちゃくちゃ経ってるとか、事故物件とかでなければ)

 

結局家賃と条件はある程度トレードオフの状態になっているので、自分が何を重視するかを意識しつつ、より良い選択をするというのが現実的な解決策になりそうです。

 

・家賃

・間取り

・築年数

・見た目やデザイン

・ユニットバスか否か

・防音

・最寄り駅からの距離

・最寄り駅がどこか

・階数

・防犯

・近くの店

 

など挙げていけばキリがありません。

ちなみに霧谷が大学時代に住んでいた物件は以下の条件でした。南大沢周辺は家賃がとても安いですが、それにしてもこの金額はすごいですよね。

 

・家賃=¥29,000(+管理費¥2,000)

・1K6帖

・築33年

・南向き

・外装は古いが、内装は普通に綺麗

・音はかなり響きやすい

・ユニットバス

・最寄り駅バス10分、徒歩25分。大学まで徒歩20分

・最寄り駅=南大沢・京王堀之内駅(どちらもほぼ同じぐらいの距離)

・5階

・防犯面は特になし

・無料Wi-Fi

・近くに商品も売っているドラッグストアあり。コンビニは徒歩30秒ぐらい

 

ちなみに23区の1Kの平均家賃は90,500円です。23区の1Kに住んだら

「社会人になって家賃3倍のところに住むようになった」

という謎のイキりができますね。絶対しませんけど。

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CHINTAIネットhttps://www.chintai.net/news/2019/04/04/54073/より

 

家賃3万の家に住んでた人間からすると、どこも高いなっていう印象しかないですが、流石に八王子から会社に通いたくはないというのが本音です。コンサルもホワイト化が進んでると言っても、やっぱりハードワークなのは変わりないですしね。幸い家賃に多少お金を出すぐらいのお給料は頂けるので、ある程度希望の条件を満たすところに住んでもいいのかなあと思っています。

 

住むところはもう決めてて、浦安駅付近に住もうかと考えています。都心へのアクセスがそこそこ良いけど23区に比べて家賃控えめで、雰囲気も落ち着いてて好きです。

 

家賃は7万円~10万円台辺りを考えていて、希望の条件は

・1LDK

・バストイレ別

・駅徒歩15分以内

・コンロ2口

 

といったところでしょうか。バストイレが別であることにこだわりがないのですが、洗い場がないと湯船にゆっくり浸かりづらいので、バストイレ別にしたいですね。これは八王子の家に住んでいた時の不満点の1つでした。加えて料理をする人間なので、コンロ2口は欲しいです。1口しかないとどうしても品数や種類に制限が出てきてしまうので。

 

良いところに決まるといいなと思いながら、日々suumoを見ております。決まるのは年度末ぐらいになりそうですが、決まり次第またご報告させていただきます。

 

どんなところに住むかはQOLにめちゃくちゃ直結する部分なので、しっかり良いところを探そうと思います。それでは。

 

 

 

就活を振り返る③「学歴フィルター」

こんにちは、霧谷 海兎です。皆さんフィルターについて考えたことはありますか。僕はコーヒーを毎日1,2杯飲むことを日課にしているんですが、最近買ったコーヒーフィルターにあまり満足できずしょんぼりしています。

 

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今回は学歴フィルターの話です。就活一般の話をするのは無責任なので、僕自身の受けたコンサル業界についてだけ話します。ですが、基本的には全体に広げて考えられる話かと思います。

 

結論から言うと、学歴フィルターはあります。学歴フィルターがあると確信したのは2回程度です。応募した企業がインターン本選考合わせて30社とかぐらいなので、僕の場合は6%~7%ぐらいです。

 

何故これが分かったかと言うと話は簡単で、別の大学の人から「ESは自動返信で、送った瞬間合格来たよ」と教えてもらったからです。ちなみに僕は夜に出して次の日とかに落選通知が来ました。これは流石に疑いようもないフィルターですね。

 

ちなみに2社とも戦略コンサルです。日系大手の場合だと、僕の大学の場合、かかることはあまりないようです。実際に先輩や同期の人には、「学歴フィルターで落とされたと感じたことは一切ない」という人も多いので、大手だろうと業界や個別の企業に依るといったところだと思います。企業によっては、ほとんど東大しかとらないようなところもありますしね。ただ、学歴フィルターはあるけど実際に就活する際に強く意識する必要はないというのが実際のところでしょう。

 

たとえば、超大手企業××の内定者のうちほとんどがいわゆる名門大学だとします。これを見てある人が「××という企業は高学歴しか採用しない。学歴で差別している」と言いました。これは正しいでしょうか?

 

 

こちらの記事でも相関関係や因果関係については言及しましたが、答えは正しいとは言えないです。もしかしたら行われているかもしれませんが、それは外から知ることは難しいです。「でも実際に高学歴の方を採用してるじゃん」と思うかもしれませんが、単純に能力の差が表れている可能性が高いです。超難関企業の新卒採用では、ESと筆記テストで9割落としたりします。より論理的な文章を書け、よりテストで高得点をとる学生はどこに多いでしょうか。偏差値の低い大学にも、そういった能力の高い学生は一定数いますが、全体からランダムに学生を抽出した時、平均点が高いのは偏差値の高い大学である可能性が高いです。

 

「学歴フィルターで変に悩まなくても良い。学歴フィルターを設けている企業は、勝手に落としてくれる。そういった企業は放っておいて、自分の能力を高く評価してくれる企業に行けばいい」というのが、去年1年ぐらい通して就活していた僕の結論です。

 

就活であれその先であれ、完全に公正公平に評価されることはないでしょう。ですが、やるべきことを積み重ね、自分の能力を高められる人間であれば、少なくとも成功できる確率を高めることはできます。学歴フィルターのような分かりやすい言い訳に飛びつくのは、努力しないことや結果を出せないことを正当化する行為ですが、確実に結果に悪影響を与えるのでやめた方が良さそうです。

 

 

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