霧谷 海兎のキリトリセン

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就活を振り返る③「学歴フィルター」

こんにちは、霧谷 海兎です。皆さんフィルターについて考えたことはありますか。僕はコーヒーを毎日1,2杯飲むことを日課にしているんですが、最近買ったコーヒーフィルターにあまり満足できずしょんぼりしています。

 

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今回は学歴フィルターの話です。就活一般の話をするのは無責任なので、僕自身の受けたコンサル業界についてだけ話します。ですが、基本的には全体に広げて考えられる話かと思います。

 

結論から言うと、学歴フィルターはあります。学歴フィルターがあると確信したのは2回程度です。応募した企業がインターン本選考合わせて30社とかぐらいなので、僕の場合は6%~7%ぐらいです。

 

何故これが分かったかと言うと話は簡単で、別の大学の人から「ESは自動返信で、送った瞬間合格来たよ」と教えてもらったからです。ちなみに僕は夜に出して次の日とかに落選通知が来ました。これは流石に疑いようもないフィルターですね。

 

ちなみに2社とも戦略コンサルです。日系大手の場合だと、僕の大学の場合、かかることはあまりないようです。実際に先輩や同期の人には、「学歴フィルターで落とされたと感じたことは一切ない」という人も多いので、大手だろうと業界や個別の企業に依るといったところだと思います。企業によっては、ほとんど東大しかとらないようなところもありますしね。ただ、学歴フィルターはあるけど実際に就活する際に強く意識する必要はないというのが実際のところでしょう。

 

たとえば、超大手企業××の内定者のうちほとんどがいわゆる名門大学だとします。これを見てある人が「××という企業は高学歴しか採用しない。学歴で差別している」と言いました。これは正しいでしょうか?

 

 

こちらの記事でも相関関係や因果関係については言及しましたが、答えは正しいとは言えないです。もしかしたら行われているかもしれませんが、それは外から知ることは難しいです。「でも実際に高学歴の方を採用してるじゃん」と思うかもしれませんが、単純に能力の差が表れている可能性が高いです。超難関企業の新卒採用では、ESと筆記テストで9割落としたりします。より論理的な文章を書け、よりテストで高得点をとる学生はどこに多いでしょうか。偏差値の低い大学にも、そういった能力の高い学生は一定数いますが、全体からランダムに学生を抽出した時、平均点が高いのは偏差値の高い大学である可能性が高いです。

 

「学歴フィルターで変に悩まなくても良い。学歴フィルターを設けている企業は、勝手に落としてくれる。そういった企業は放っておいて、自分の能力を高く評価してくれる企業に行けばいい」というのが、去年1年ぐらい通して就活していた僕の結論です。

 

就活であれその先であれ、完全に公正公平に評価されることはないでしょう。ですが、やるべきことを積み重ね、自分の能力を高められる人間であれば、少なくとも成功できる確率を高めることはできます。学歴フィルターのような分かりやすい言い訳に飛びつくのは、努力しないことや結果を出せないことを正当化する行為ですが、確実に結果に悪影響を与えるのでやめた方が良さそうです。

 

 

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