霧谷 海兎のキリトリセン

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読書記録#24『マッキンゼー-世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です!皆さんはマッキンゼーという会社についてご存じでしょうか?名前は聞いたことあるという方も多いかもしれません。詳しい方は有名な戦略コンサルティングファームであることを知っているでしょう。

 

今回は同社がどのようにして生まれ、どのように成長していったかだけでなく、どういった組織で彼らの仕事は本当に価値あるものなのかというところまで掘り下げた本を読んでみました。

基本情報と評価

タイトル『マッキンゼー-世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』

著者:ダフ・マクドナルド

訳者:日暮雅通

 

<概要>カナダ人ジャーナリストのダフ・マクドナルドが、マッキンゼーについてまとめた本。

 

<個人的評価>☆5.0(5段階)

 

 

本の内容と感想

本書は以下の13章で構成される。

 

序章.マッキンゼーとは何者か

1.ザ・ファーム誕生の秘密

2.マッキンゼー・ウェイの生みの親、バウワー

3.いかにして、コンサル業界の覇者となったか

4.ゼネラリストか、スペシャリストか

5.史上最強の頭脳集団の実態

6.その実力は本物か

7.マッキンゼー的人材の条件

8.膨らむ野望

9.そのアドバイスの真価

10.揺らぎはじめた価値

11.マッキンゼー・マフィアが世界を動かす

終章.マッキンゼーはこれからも勝ち続けるか

 

コンサルティング業界を志す人でマッキンゼーを知らない人はまずいないだろう。しかし、この会社を知ることはあまりない。彼らは表舞台に出てくることはほとんどないからだ。この本はそんなマッキンゼーについて、設立から現在まで、その時々のリーダーを中心に語られている。とりわけマッキンゼーの後を継いだマーヴィン・バウワーの話が多く出てくる。

 

内容は詳しく、読んでいてかなり面白かったが、マッキンゼーに対しては批判的な見方をしている本であったので、機会があればマッキンゼーに肯定的な本を読んでみても良いかと感じた。

おわりに

今回は400ページぐらいのハードカバーでそこそこ内容も多く、人名等がたくさん出てくるので、他の本と並行しながら数日かけてじっくり読んでいました。元々興味があるような内容の本だったので、非常に楽しみにながら読めました。自分があまり興味を持てない分野の読書もたまにはいいですが、やはり興味どストライクの読書は楽しいですね。それでは、また次回!

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