読書記録#6『DeeP Tech 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』
はじめに
こんにちは、霧谷 海兎です。今回はディープテックについての本を読んでみました!SDGsやESGに興味のある方にはオススメの本です。
基本情報と評価
タイトル『Deep Tech 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」』
著者:丸幸弘、尾原和啓
<概要>根深い社会課題(ディープイシュー)を解決するディープテックについて述べた本。
<個人的評価>☆3.7(5段階)
本の内容と感想
本書は以下の4つの章で構成される。
1.ディープテックとは何か?
2.ディープテックの系譜を知ろう
3.海外で沸き起こるディープテック旋風
4.日本の潜在力はディープテックで開花する
パーム油を絞ったあとの搾りかすは、約540万トンほど排出され、多くの場合放置されメタンガスを発生させてしまう。この搾りかすにあるベンチャーが開発した素材を加えること、鶏のエサに必要な成長促進剤のかわりになる「マンナン」が抽出可能になった。処分に困っていた搾りかすが商品になったのである。(一部改変)
このように本書では、喫緊の社会課題を解決するような事業の例がいくつも出てくる。海外での事例や、ユーグレナなどの日本の事業についても出てくる。ディープテックとは何か、具体的なディープテックの例、今後日本がどうすべきか、という順にまとめられている。
冒頭に述べた通り、SDGsやESG、それらの課題に取り組むためのテクノロジーに興味のある人は読んでみてもいいかもしれない。
おわりに
今回はDeep Techについて扱った本を読みました。今後テクノロジーやビジネスに関する本は多く読んでいくと思うので、気になる本がある方はざっくりどんな感じか知るために記事読みに来てください!それではまた!