読書記録#5『外資系で自分らしく働ける人に一番大切なこと』
はじめに
こんにちは、霧谷 海兎です。以前言っていた外資系で働くことに関する本を読んだので、今回もまとめていきます。
基本情報と評価
タイトル『外資系で自分らしく働ける人に一番大切なこと』
著者:宮原伸生
<概要>著者は東大から博報堂を経て、マッキンゼーに転職し、その後さまざまな外資系企業を経験した。その著者が外資系で働くことについて、外資の文化やそこにいる人々に言及しながらまとめている本。
<個人的評価>☆4.6(5段階)
本の内容と感想
本書は以下の8つの章で構成される。
序章.外資で、もがき続けて見つけた「新しい働き方」
1.本気で信じ、共感できるか
2.求められるのは現状分析ではない
3.オープンに数字を使って語る
4.本気で成長を目指せるか
5.ストレス対策でなく、エネルギーを管理する
6.ストーリーが外資系で果たす重要な役割
終章.「アカウンタブルに働く力」を実現させるために必要なこと
内容は詰まっているが、いわゆる自己啓発本といったつくりで、読書が得意でない人でも非常に読みやすい。著者はマッキンゼーのほかにも、コカ・コーラや、ケロッグの日本法人の社長なども経験しており、一面的な見方になっていない。素直さの重要性に書かれたページで「頑なさは精神的怠惰だ」という風な表現が出てきたときは少しドキッとした。外資系に進む人や所属している人、興味がある人には強く勧めたいし、そうでない人もこの本を読んで学ぶことがあるだろう。
おわりに
というわけで、図書館で借りてきた外資系企業で働くことについての本の2冊目でした!1冊目が個人的にはあんまりだったので、2冊目が素晴らしくて良かったです。外資系に限らず、キャリアについての本を今後も読んでいきたいですね。それではまた!