読書記録#2『外資系企業で働く』
はじめに
こんにちは、霧谷 海兎です。実家に帰って図書館に行って大量に本を借りてきましたので、それで読んだ本についてまとめていこうと思います。外資系企業の働き方についての本を2冊借りたので、今回はそのうちの1冊について紹介します。
基本情報と評価
タイトル『外資系企業で働く-人事から見た日本企業との違いと生き抜く知恵-』
著者:鈴木 孝嗣
<概要>
<概要>筆者は日立に勤めた後、50代で外資系企業に転職し人事を務める。日系・外資どちらも経験した筆者が外資系に興味を持つ日本人に向けて書いた本。
個人的評価☆1.9(5段階)
本の内容と感想
本書は以下の3章で構成される。
1.外資で働く
2.日本の会社で働く
3.新「会社人間主義」
1章では外資系の働き方、2章では日本の会社について対比させながら説明していく。しかし、この本で述べられているのは外資系中小企業であり、大企業については扱われていない。加えて、筆者が知るのは欧州系の会社であり、米国企業やその他についても詳しくは述べられていない。
中小外資についての話は興味深かったが、全体としての満足度は低かった。業種ごとの違いに関しての言及もなく、どこか鼻につくような文章の書き方だった。
おわりに
外資中小企業を志す人や、興味がある人は読んでみてもいいかもしれない。だが、個人的にはあまりお勧めしない。冒頭に述べたようにもう1冊借りているので、そちらに期待したい。