霧谷 海兎のキリトリセン

お金や投資を中心に、さまざまなことについての知識・経験・思考を共有していきます。

就活を振り返る⑤「就活で出会ったヤバいベンチャー」

こんにちは、霧谷 海兎です。昔から組織というものに属するのがあまり好きではなかった僕は、はじめは就職をする気がありませんでした。とはいえ当時大学2年生の霧谷は、貴重な新卒切符をあえて使わずに卒業するのは非常にリスクが高いと考え、思い直して就職することにします。しかし、やはり伝統的な日系企業のイメージは自分の中ではあまり良くなかったため、ベンチャー企業に就職したいと思うようになっていました。実際にその目でヤバいベンチャーを見るまでは......

 

ヤバいベンチャーその1 C社

C社は実際には本格的に就活に取り組む前の2年生の時期に、長期インターンという形で応募しました。社長は某大手証券から外資投資銀行で活躍し、C社を作ったということで、どんなことを学べるんだろうとワクワクしていました。有給のインターンで、1200円の時給制か成果給制度か選べるという説明でした。しかし、出勤1日目にしてC社のSlackのチャンネルに参加した僕は信じられないものを目にします。全然金が支払われてない!!!そう、全員分の給与がチャンネル内で確認できたのですが(ガバガバかよ)、数十時間の稼働に対して給与が1万円とかザラでした。ちなみに、時給制は選べませんでした。説明と違いすぎる。。。ちなみに社長は面接時には「成果給の方は今まで一度も不満出たことないよ」と仰ってました。なんでそんな自信満々に言えたんだよ......みんな声上げられてないだけだよ......ちなみに霧谷は、この社長に個人チャットで怒りの長文を送り付け、1日目で辞めました。ちなみに返信見ると腹が立ちそうだったので、送り付けてすぐにログアウトしました。

 

ヤバいベンチャーその2 P社

こっちも実際には就活前です。ここの社長は現在でもツイッターのFFです。なので、もしかしたらこの文章を見ることがあるかもしれません。しかしそんなことは知ったことじゃありません。P社の社長は、霧谷の通う大学のOBで、大学の経営の授業に(霧谷の専攻は経営)特別講義に来ていました。話が面白く、当時ベンチャーにあこがれていた僕は、講義後に彼に直接話しに行き、連絡先を交換します。長期インターンを募集していると聞き、早速応募し面談をします。「長期インターンで参加したいと思ってくれるのは嬉しいし、ぜひ来て欲しい。しかしウチはそれでいいけど、君にとってウチが最善かは分からないから他の企業の話も聞いてくると良いよ。それでもウチが良かったらぜひまた連絡して」と言われ、言葉通りにいくつかの企業の話を聞きに行きます。そして改めて彼に連絡しました。結果、既読無視......!力になるとかいつでも相談してとか調子の良いこと言ってたのにね。

 

ヤバいベンチャーその3 N社

実際には話を聞きに行ったわけではないです。例の仲介業者の紹介で、勧められました。Openworkで調べたところ残業90時間、有給消化率9%、固定残業代込み、給与低い、これはね......

 

ヤバいベンチャーその4 R社

結構ブラックっぷりで有名なところです。ここは1dayインターンだけ参加しました。社内家族制度が云々とか言ってて非常に引いちゃいました。あと、社員の方との座談会で2時間ぐらいずっと俺すげー自慢話ばっかなのがめっちゃキツかった。

 

ヤバいベンチャーその5 T社

↓これ


ヤバいベンチャーその6 V社

下請け企業なのに時価総額GAFA越え!とか言ってるヤバいところ。面接官は「怒鳴られたりどつかれたりするけど、成長できる」とか言ってた。その割には喋り方からして優秀そうじゃなかった(失礼)20代で年収1000万!高水準!とか言ってるけど、売上を社員数で割っても1000万には足りないんですがそれは......

ちなみにこの企業、「合否に関わらず必ず2週間以内に連絡します」と宣っていたが、僕の携帯にはいまだに連絡が来てません。精神と時の部屋にでも入っているのかもしれない。

 

ヤバいベンチャーその7 I社

会社としては別にヤバくはないです。むしろ伸びてるし、商材的に伸びそうな会社だとすら思いました。単純にきつかったのが、初対面の学生に対してここの役員が名前をもじったあだ名で呼ばせることを強制してきたこと。「親戚のおじさんだと思って接して」って言ってたけど、なんでベンチャーの人たちはそんなすぐに家族になりたがるん。家庭に何か不満でもあるの。

 

良かったベンチャー C社

人事コンサルベンチャーのC社はその点めちゃくちゃ良かったです。1時間ぐらいのケース面接での議論も楽しかったし、学生(僕)に対して敬意を払ってくれている感じがとても伝わってきました。3次面接の際に志望度を聞かれて正直に上位志望じゃないことを伝えた時も「人生の中で大きな決定だしいろんなところをよく見た方が良いよ」って言いつつ通してくれました。最終的には辞退したけど、本当に受けて良かった企業の1つです。面接の楽しさ、やりやすさは内定先より上でした。

 

というわけで今回は僕が就活で出会ったヤバいベンチャーまとめてみました。もちろん素晴らしいベンチャーもあるのですが、玉石混交で石が多いなっていうのが正直な印象です。大企業に比べて情報も得にくいですし、新卒や転職でベンチャーに行く際は大手以上に慎重になった方が良さそうです。

 

それでは今回はこの辺で!

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