霧谷 海兎のキリトリセン

お金や投資を中心に、さまざまなことについての知識・経験・思考を共有していきます。

就活を振り返る④「就活のために読んだ本7選」

こんにちは、霧谷 海兎です。最近はコロナの影響で外出しづらいので、本を読むことが増えました。元々本を読むことが好きで、家に数百冊本があるのですが、小さい頃の夢は家に書庫を作ることでした。今のところは持ち家を買う予定がないのですが、近い形で叶えたいなと思っています。

 

読む本を探しているので皆さんも何か良い本があれば、オススメしてくだされば幸いです。

 

今回は就活の時に読んだ本です。就活に関する本といえば「内定確実」とか「絶対内定」みたいな本が想起されますが、個人的には本屋でチラ見した時にあまり刺さらなかったので購入していません。以下では、僕が実際に読んだ本について説明していきます(コンサルに関しての本が多めですが、コンサル以外に使えるものも多いです)

 

 

1.日経業界地図

 

オススメ度★★★★★

 

万人向け。まず全体図を掴むための本としてうってつけです。僕は当時の最新版である2019年版を購入しましたが、今だと2021年版があるのでこちらが良いでしょう。東洋経済新聞社の方の業界地図でも問題ないと思います。

 

2.ビジネスフレームワーク図鑑

 

オススメ度★★★☆☆

 

SWOT分析や3C分析、4P分析などを耳にしたことはあるでしょうか。これらは組織の戦略や施策を考える際に用いられる手法のことです。グループディスカッションやケース面接では、考えた結論を発表しなくてはなりません。しかし、論理的でない結論は評価されません。結論を導くために論理的に分析するための道具として扱うことができるのがフレームワークです。もちろん、既にあるフレームワークを使わずに良い分析をすることもできるでしょう。一方で、これらを一切知らずに臨むのは不利になる可能性が高いです。誰かが「〇〇を使って分析しよう」と言った時、「え?それ何?」とならないようにするために有用な本です。必ずしも読む必要はないと思いますが、知識があると便利です。

 

3.イシューからはじめよ

 

オススメ度★★★★☆

 

問題解決にどう取り組むかについて述べた本です。読んで損はないと思います。多くの本が、課題解決の方法論だけについて扱う中、この本はそもそもどのような課題に取り組むべきか、というところから扱っています。かなり有名なので本屋などで見かけた方も多いのではないでしょうか。

 

4.地頭力を鍛える

 

オススメ度★★★☆☆

 

個人的には「イシューからはじめよ」より学ぶものが多かった本です。しかし、フェルミ推定が中心テーマになっていることと、少し難しめなことからこのような評価にしました。一応万人に勧められますが、どちらかと言うとハイレベルを目指す人向けです。

 

5.現役東大生が描いた地頭力を鍛えるフェルミ推定ノート

 

オススメ度★★★★☆

 

コンサル志望は大体通る東大生シリーズのうちの一冊でフェルミ推定について扱ったもの。見やすく、解説もわかりやすいのでオススメ。

 

6.東大生が書いた問題を解く力を鍛えるケース問題ノート

 

オススメ度★★★★★

 

両方読んでほしいですが、どちらかというとこちらの方がオススメです。コンサルの場合はフェルミ推定を使いビジネスケースについて考えるため2冊とも必須ですが、一般的なグループディスカッションの場合はフェルミ推定を用いない場合が多いからです。前提確認に関してはグループディスカッションでもケース面接でも特に重要です。

 

7.戦略コンサルティング・ファームの面接試験

 

オススメ度★☆☆☆☆

 

戦略コンサルに行きたい人とドMな人向け。何せ難しい。ケース問題の解答例が学生と面接官の会話形式で書いてありますが、ここに出てくる学生が賢すぎて悲しくなります。ただ、ここに書いてあることが実践できる学生なら就活は無双できると思います。

 

 

以上です。就活に限らず読み物としても面白いと思うので、興味がある方は読んでみてください。それでは!

プライバシーポリシー