サンクコスト(埋没コスト)の使い方
こんにちは、霧谷 海兎です!ここ最近悲しかったことは、steamのライザのアトリエ39%オフセールを完全に忘れてて買えなかったことです。定価で買うか。。。
今回はサンクコスト(埋没コスト)に関してのお話です。1,500円払って映画館に行ったが、全然面白くない。けどお金払ったからもったいなくて出るわけにもいかなくて全部観た。ってやつです。
経済学では、意思決定をする際にサンクコストを無視し、あくまで追加の支出が得るもの(効用)に見合うかどうかを考えます。
学問だけでなく一般社会でも「サンクコストに囚われると正しい判断ができなくなるから気をつけよう」という意思決定の文脈で語られることがほとんどです。
サンクコストと意思決定の話は調べれば腐るほど出てくると思うので、ここでは詳しい話は控えます。
確かに意思決定ではサンクコストは考えない方が良いですが、「サンクコストに囚われるのは悪!」で終わるのは少しもったいない気がしませんか。
人間にそうしたバイアスが備わっている事を理解したうえで何かに使えないでしょうか?
僕は習慣化にサンクコストを使います。何か始めて習慣化したい時、とにかくお金を払ってしまう。
ジムが良い例です。大学生は大学のジムを使えば無料でマシンを使うことができます。しかし、うちの大学は横長で、体育エリアはめちゃくちゃ遠い。加えて価格は無料。。。
行かんやろこれ。
俺には分かる。最初数回行って、すぐ行かなくなるやつ。
トレーナーが常駐してるわけでもなさそうだし、初心者にはハードルが高い。
というわけで、駅前のゴールドジムに月会費8000円強払って通いました。1年生の終わりから、コロナが流行る前の3年生の2月まで。ほぼ週2、3のペースで通いました。
ただ、注意があって自分が本当に必要だと感じることにしか使えないだろうということ。あくまで後押し的な役割。
加えて、価格が効用に見合わなければなりません。ジムに通って健康になったり筋肉つけたりする事が、自分にとって月1,000円ぐらいの価値しかないと思ったら8,000円を払うべきでは無いですよね。この辺りの定量化は少し難しそうですが、ざっくり割に合うか合わないかを考えてみると良さそうです。
皆さんも、意思決定と習慣化にサンクコストを意識してみてはいかがでしょうか。