霧谷 海兎のキリトリセン

お金や投資を中心に、さまざまなことについての知識・経験・思考を共有していきます。

読書記録#26『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティーマーケティング』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。今日はAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)日本法人のコミュニティマーケティングについて読んでみました。

基本情報と評価

タイトル『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング

著者:小島英揮

 

 

<概要>AWS日本法人の第1号日本人社員である著者が、コミュニティマーケティングについて書いた本。コミュニティに商品を売るのではなくコミュニティを通して商品を売るといったことが書いてある。


<個人的評価>☆3.2(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の5章構成される。

 

1.AWSを成功に導いた「コミュニティマーケティング」とは何か

2.新しい視点をもたらす「コミュニティマーケティング

3.「コミュニティマーケティング」を成功させるための鉄則

4.「コミュニティマーケティング」の実践ケーススタディ

5.「コミュニティマーケティング」は人生もグロースさせる

 

日本にはAWSのコミュニティがある。JAWS-UGという名前で、UGとはユーザーグループの略である。このコミュニティは著者の小島さんが中心となって作り上げたコミュニティだが、あくまでメンバーが自発的に発信するコミュニティづくりが行われている。インフルエンサーマーケティングやマスマーケティングと違って、ユーザー自身が使って本気で良いと思いながら発信することで、より多くの人に興味を持ってもらえるようになる。

 

本書を通して何度も繰り返されるのが、最近よく聞くことが多い「自分ゴト化」である。意識高い系ワードが嫌いな人のために換言すると、主体的に取り組めるようにすることである。

 

従来型のマーケティングと違った視点が示されており興味深かった。

 

おわりに

今回はコミュニティマーケティングの本でした。それではまた次回!

首都大学東京という場所

はじめに

東京都八王子市南大沢駅から徒歩数分、アウトレットの目の前に存在する大学がある。昨年度まで首都大学東京と呼ばれていた大学である。元々は、旧東京都立大学を含めいくつかの大学が合併してできた大学であったが、「首都大学東京」の知名度の低さから改めて「東京都立大学」に呼称が改められた。

 

入学当初は「知名度も低いし名前ダサすぎる!東京都立大学に戻せ!」などと思っていたが、3年も経つと愛着も湧くもので、こんなツイートまでしてしまう始末。

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今年で最後かなんて思いつつ、もう家も引き払ってしまい大学のキャンパスに通うこともない。このまま記憶を風化させてしまうのも少し寂しい。ということで、形に残すために記事にしてみる。

 

YOUは何しに首都大へ?

首都大学東京という大学はとにかく知名度が低い。以前「国際信州学院大学」という架空の大学をさもあるかのようにツイートするというのがツイッターで流行ったことがある。その時に首都大の知名度の低さを皮肉ってこんなツイートをした。

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このツイートはだいぶ伸びたが、不謹慎だみたいな叩かれ方をめちゃくちゃされた。ちなみに叩いてきた人は在学生でも教職員でもなく、何の関係もない人だった。「友達がその大学に落ちたことあるんです!不愉快です!」みたいな人がいて限りなく本人関係ねえじゃんって思った。でも偉いから無視した。

 

僕のツイートの話はとりあえず置いておく。ともかく、それほどまでに知名度が低いのが首都大学東京という大学だ。関東圏では知っている人もちらほらいるが、地元に帰った時に知っている人なんていない。

 

?「どこの大学?」

僕「首都大学東京です」

?「へえ。どこにある大学?」

 

なんて言われたこともあった。東京に決まってんだろ。

とはいえ首都を冠しておきながらメインキャンパスが23区にあるわけでもないので、あまり強く反論もできないのも確か。

 

思い出話が多いので話が逸れに逸れるが勘弁してほしい。

 

この章の本題に戻る。それだけ知名度の低い大学を、広島の片田舎に住む当時高校生の僕は当然知らなかった。霧谷少年(少年?)は、とにかく外に出たかった。田舎はコミュニティが閉鎖的で優秀な人が少ないし、基本的に異質な人間は叩かれる(異質な人間が叩かれるのは人間のコミュニティであれば大なり小なりあるかもしれないが、田舎は特にその傾向が強い)そして、努力している人間をとにかく馬鹿にする傾向がある。

「何頑張っちゃってんの。身の丈に合った大学に行って、それなりに生きていこうぜ。どうせ俺らなんかじゃ無理だって」

みたいな感じ。ここにいたら腐ると思ったので、東京や大阪あたりに出たかった。親が広島から出ることを反対したが、なんとか許してもらえた。許可が出たので、東京の大学を探してみたが、国公立の後期日程で自分に合ってそうなのがここしかなかったので、現役の時にとりあえず出してみた。結果普通に落ちた。その後、広島駅前の河合塾で浪人したが、センター試験がとにかく苦手で上手くいかなかったので、その時は前期で首都大に出した。他にめぼしいところもなかったので、首都大に決めた。

 

大学を選ぶ条件は

・東京にキャンパスがあること

経営学を学べること

・一定以上レベルが高いこと

 

だった。首都大は条件は満たしてたが、正直オープンキャンパスにも行ったことがなく、入試でしか訪れたことがないので自分に合うかは分からなかった。

 

学生の雰囲気、縦横のつながり

そこそこの規模の大学ということもあって、首都大にはいろんな人がいた。首都大には留学経験があったり英語が話せる人向けの推薦入試があった。彼らは国際副専攻といい、普通の授業+αで授業をとることが求められる。1年生の時に、一度英語のスピーキングのクラスが一緒になったことがある。めちゃくちゃペラペラで、途中に小粋なジョークを挟んでいるのだが「何言ってるか分かんねえ。。。」とか思いながら、ニコニコしてた。あれを超える愛想笑いをしたことは人生でも数えるぐらいしかない。

 

また、首都大の経営には前期入試の段階でざっくり文系ルートと理系ルートの2つがある。理系出身の枠は少なく、なかなか見かけることは無いが、彼らは数学に強く、何度か教えを請うたこともある。

 

そんな一方で、首都大経営には「クズ経」という不名誉な呼称がある。経営は基本的に試験と課題で成績が決まることが多い。出席しなくてもなんとかなるため、怠惰な人はだんだん来なくなる。直前でなんとか帳尻を合わせる人もいるが、そのまま何の対策もせずに突っ込み散る人も多い。こういう人も結構いる。

 

平均的な首都大生のイメージは、大人しく優秀でリスクを嫌う。そのためか、公務員志望者が多く、教職課程をとっている人たちも多い。すごいと思わされることも多い反面で少し刺激に欠けるのも確か。

 

 

人のつながりはほとんどサークルかゼミでしかない。理系の数十人しかいないところは別だが、基本的にはクラスの概念が希薄で、誰が同じクラスかも覚えていない人が多い。

 

ちなみにOBとの繋がりだが、基本的に旧都立大学出身者は首都大学東京のことを嫌っている場合が多いらしい。今年度になって大学名が変わったが、おそらくそうした見方は変わらないだろう。

 

そんなこんなであまり自分の大学に多くの友人はできなかったが、数人仲の良い友達に恵まれたことは幸運だった。

キャンパスと周りの環境

大沢駅京王線で、新宿・渋谷ともに40分前後ぐらいのところにある。都心へのアクセスはお世辞にもいいとは言えない。サークルであったり、交友関係が他の大学が多かったため、よく出かけていたが、自分だけめちゃくちゃ遠くてつらかった思い出がある。終電で帰るのがめんどくさくて泊めてもらったりもしたし、酷いときにはネカフェに泊まったりもしていた。今考えるといや帰れよって感じだけど。

 

とはいえ地方出身の僕にとっては、ちょうど良かった。駅前に行けば大体一通りのものはあるし、一方で大学構内含め、まわりには緑が多い。あまりうるさすぎるのも落ち着かないので、そういう意味では良かった。あとこの辺りは、めちゃくちゃ家賃が安い。僕は大学から徒歩25分ぐらいのところに住んでいたが、家賃は3万そこそこだった。とても東京都は思えん。。。

 

ちなみに南大沢キャンパスは鬼のように横に長い。以前昼時に飯も食わずに散歩していたら、戻ってくるのが3限に間に合わなかったことがある。西から文系エリア・理系エリア・体育エリアと分かれている。体育は必修ではないが興味があったので履修しようかと思っていたが、授業終わってから10分で体育エリアまで行くには歩いていたら間に合わないので流石に嫌だなと思って履修しなかった。

授業

これに関しては何とも言いかねる。合う合わないとか好みの問題も多い。大体半期に12とか13コマ入れて、2個ぐらい面白い授業があれば良いかって感じだった。個人的には経営心理みたいな話やゲーム理論が刺さった。特に1番良かったのは、少人数授業の専門書購読という授業だった。この授業は2人しか受けておらず、教員の方との対話を通じて人生観や職業観に強く影響を受けた。この授業のためだけにでも入学してよかったと思える経験だった。最後に3,4年次にはゼミがあるが、これと卒論どちらも任意である。ゼミに入ると卒論をやらされるケースが多いが、うちのゼミにはそうした縛りがない。また、担当教員の専門に限らず、経済や経営や統計などの範囲でなら何でも好きなことも研究テーマにできる。就職活動にも配慮してくれ、4年前期は出席義務もない。僕の場合は就職活動は3年後期が主だったが、その際もかなり配慮していただいた。かなり自由にさせてもらって非常に感謝している。

 

おわりに

「なんかよく分からない大学に入っちゃったな」と大学1年の時に思った。自分の望む経験や知識が得られないかもしれないと思い、入学後は他の大学の大学院に進学しようかとも考えた。2年生になる頃にはそういった考えはなくなった。そして卒業を控えた今でも、後悔はない。高校の時、僕は学校が嫌いだった。そんな僕にとって、もう名前は変わってしまったが首都大は、何かの拍子に訪れた際、懐かしさと親しみを感じられる場所になったんじゃないかと思う。

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読書記録#25『ナンバーセンス』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です!皆さん数字は得意でしょうか?僕はそこまででもないです!もともと数字は苦手ではないですが、数学は苦手でした。気づいたら統計学やっていました。おかしいな。

 

今回はそんな統計のお話です。

基本情報と評価

タイトル『ナンバーセンス-ビッグデータの嘘を見抜く「統計リテラシー」の身につけ方』

著者:カイザー・ファング

訳者:矢羽野薫

 

 

<概要>ビッグデータの時代における統計リテラシーについて説いた本。大学ランキングでの統計手法に付け込んだごまかしや、クーポン・ダイエットなどについて幅広く扱っている。

 

<個人的評価>☆3.2(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の8章で構成される。

 

1.なぜロースクールの学長はジャンクメールを送り合うのか?

2.違う統計を使えばあなたの体重は減るだろうか?

3.客が入りすぎて倒産するレストランはあるか?

4.クーポンのパーソナライズは店舗や消費者の役に立つか?

5.なぜマーケターは矛盾したメッセージを送るのか?

6.失業率の増減をあなたが実感できないのはなぜか?

7.誰がどうやって物価の変動を見極めているのか?

8.コーチとGMどちらが勝敗のカギを握るか?

 

本書において、「問題のあるデータやアナリストを見た時に気付くことができる統計リテラシー」をナンバーセンスと言っている。これは以前『「原因と結果」の経済学』を勧めた時に私も言っていたことだ。情報が大量にあるため「それらしい」分析をすることは簡単だが、本当にそこに因果が見いだせるかどうかはきちんと多面的に評価しなければならない。出された数字や表だけを見て鵜呑みにするだけでは、おそらく騙されたり搾取される側に回ることになってしまうだろう。

kiriya-kaito.hatenablog.com

 

私自身まだまだ数字やデータに明るいという自負もないので、できるところから地道に身につけていきたい。

 

おわりに

今回は統計リテラシーについての本でした。今回の本が特別難しいわけではないですが、統計触ったことない人向けなのはやはり『「原因と結果」の経済学』ですかね。僕はあまり理論的な部分をじっくり学ぶのは得意じゃないのですが、理論に対する理解があやふやだと実践においてもブレかねないので、やはりしっかり学習しなきゃなと思っている次第です。それでは、今回はこの辺で。また次回!

 

読書記録#24『マッキンゼー-世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です!皆さんはマッキンゼーという会社についてご存じでしょうか?名前は聞いたことあるという方も多いかもしれません。詳しい方は有名な戦略コンサルティングファームであることを知っているでしょう。

 

今回は同社がどのようにして生まれ、どのように成長していったかだけでなく、どういった組織で彼らの仕事は本当に価値あるものなのかというところまで掘り下げた本を読んでみました。

基本情報と評価

タイトル『マッキンゼー-世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密』

著者:ダフ・マクドナルド

訳者:日暮雅通

 

<概要>カナダ人ジャーナリストのダフ・マクドナルドが、マッキンゼーについてまとめた本。

 

<個人的評価>☆5.0(5段階)

 

 

本の内容と感想

本書は以下の13章で構成される。

 

序章.マッキンゼーとは何者か

1.ザ・ファーム誕生の秘密

2.マッキンゼー・ウェイの生みの親、バウワー

3.いかにして、コンサル業界の覇者となったか

4.ゼネラリストか、スペシャリストか

5.史上最強の頭脳集団の実態

6.その実力は本物か

7.マッキンゼー的人材の条件

8.膨らむ野望

9.そのアドバイスの真価

10.揺らぎはじめた価値

11.マッキンゼー・マフィアが世界を動かす

終章.マッキンゼーはこれからも勝ち続けるか

 

コンサルティング業界を志す人でマッキンゼーを知らない人はまずいないだろう。しかし、この会社を知ることはあまりない。彼らは表舞台に出てくることはほとんどないからだ。この本はそんなマッキンゼーについて、設立から現在まで、その時々のリーダーを中心に語られている。とりわけマッキンゼーの後を継いだマーヴィン・バウワーの話が多く出てくる。

 

内容は詳しく、読んでいてかなり面白かったが、マッキンゼーに対しては批判的な見方をしている本であったので、機会があればマッキンゼーに肯定的な本を読んでみても良いかと感じた。

おわりに

今回は400ページぐらいのハードカバーでそこそこ内容も多く、人名等がたくさん出てくるので、他の本と並行しながら数日かけてじっくり読んでいました。元々興味があるような内容の本だったので、非常に楽しみにながら読めました。自分があまり興味を持てない分野の読書もたまにはいいですが、やはり興味どストライクの読書は楽しいですね。それでは、また次回!

読書記録#23『なぜ、日本人は考えずにモノを買いたいのか』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。人々の消費傾向は時代とともに変化していきます。たとえば霧谷はあまり高価なものを買うことにそこまで興味はないです。ブランドとかはあんまりです。一方で、経験とか機能は重視したいです。最近一番気になっているのは寝具です。新生活の始まるタイミングで自分に合う良いものを買おうかなと思っている次第です。

 

今回は日本人の消費についての本です。

基本情報と評価

タイトル『なぜ、日本人は考えずにモノを買いたいのか?-1万人の時系列データでわかる日本の消費者-』

著者:野村総合研究所

 


<概要>野村総合研究所が日本の消費者データを分析してまとめた本。年代や既婚or未婚、キャリアへの志向などから消費に対する意識の違いについて分析している。

 

<個人的評価>☆3.9(5段階)

本の内容と感想

本書は以下の3章で構成される。

 

1.日本人がいま欲しいもの、欲しくないもの

2.キーパーソンとなる消費者プロファイル

3.「考えずに買いたい」人たちがモノを欲しくなる戦略

 

情報があふれているため、自分に合ったサービスを数少なく勧めてくれることを求める消費者が増えている。そのなかでも、本の選書サービス(1万円で好みに合わせて選書して送ってくれる)や日本酒のオススメサービス(好みから数種類の日本酒を送ってくれる)などが本書の中で紹介されている。

 

また、冒頭で私が述べたように物質的なものへの消費よりも経験への消費を好む傾向や、モノを保有したいという人の減少から中古やレンタルを利用する人が増えている。本書のなかでは紹介されていないがAirbnbなどはその典型であろう。しかし、新型ウイルスが流行する中で、シェアリングエコノミーがどうなっていくかは今後注視していきたい。

 

かなり多くの図表を使いながら説明しており、非常にわかりやすい。一方で、そこまで驚きのあるデータや主張がないのが残念であった。

おわりに

今回は消費についての本でした!マーケティングなどに興味がある人は世の中の、そうでない人も自分の消費傾向について考えたりしてみるのも面白いかもしれませんね。それではまた次回!

読書記録#22『図解チェス入門』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。今日は一日椅子に座りっぱなしだったので節々が痛いです。将棋とかって正座でずっと指しますけど、僕には絶対無理だなぁとか思っています。

 

今回はそんな将棋と並べて語られることの多いチェスについての本です。


基本情報と評価


タイトル『図解チェス入門』

著者:渡辺暁

 

 

<概要>チェスの元日本チャンピョンの著者が、チェスについて、駒の並べ方や動かし方といった基礎の基礎から説明した本。

 

<個人的評価>☆3.0(5段階)

 

本の内容と感想

本書は以下の5章で構成される。

 

1.チェスの基本を知る

2.駒の動かし方

3.終盤戦の戦い方

4.序盤戦の進め方

5.古典の名局とエンドゲーム・スタディ

 

決して悪くないが、3章からずっと定石や局面について淡々と解説しているのでやや単調な印象を受ける。

 

少し真面目にチェスについて勉強したい初学者には良いかもしれないが、そんなにチェスに興味がない層には適していないかもしれない。

おわりに

今回はチェスについての本でした。最近興味のない分野の本も少しずつ読んでいますが、やはり全部が全部当たりというわけにはいきませんね。しかしたまに面白い本に出会えるからこそ読書は楽しいのかもしれません。それでは、また次回!

読書記録#21『日本版カジノのすべて』

はじめに

こんにちは、霧谷 海兎です。ツイッターとか見てると分かると思いますが、ここ半年ぐらいポーカーにハマっております。

 

日本は例外を除き賭博が禁じられているため、合法的なカジノは現在ありません。しかし、皆さんも聞いたことがあると思いますが、カジノを含む統合型リゾートを日本に作る動きがあります。

 

今回はそんな日本におけるカジノについての本です!


基本情報と評価

タイトル『日本版カジノのすべて-しくみ、経済効果からビジネス、統合型リゾートまで-』

著者:木曽崇

 

<概要>著者は、ネバダ大学ラスベガス校ホテル経営学部を首席で卒業し、日本国内で数少ないカジノ専門家として活躍している。そんな著者が、日本でのカジノについて、良い点悪い点を交えながら説明している本。

 

<個人的評価>☆4.0(5段階)

 

本の内容と感想

本書は以下の6章で構成される。

 

1.なぜ、いまカジノなのか

2.カジノができるとこうなる!

3.カジノ解禁で「ヒト・モノ・カネ」が動く!

4.カジノ実現化の「課題」と「功罪」

5.世界の中のカジノ

6.「日本版カジノ」をシミュレーションする

 

ただカジノの良い点を述べるような本ではなく、そのメリットデメリット両面から説明がなされている。現在行われている国内ギャンブルについても言及されている。

 

「カジノやギャンブルってなんとなく危なそう」というイメージを持っている方は一度この本を手に取ってみても良いかもしれない。

 

個人的には統合型リゾートが日本にできるのを楽しみにしている。


おわりに

今日はカジノについての本でした!今は世の中がこんな状況ですが、落ち着いたら

有給使って海外のカジノとか行ってみたいとここ半年ずっと言っています。皆さんも日本にカジノができた時に楽しめるよう、ポーカー始めませんか?(笑)

それでは、今日はこのへんで。また次回!

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